2012年08月29日
装備紹介番外編: フルモデルチェンジ!
このビッグウェーブに乗るしかないッ…!
どうも、ライアンです。
帰省先から戻ってきた鷹志は既にM9A1の魔力に取り憑かれていた。
…って具合に凄まじいもの出してきましたね、ホント。
東京マルイ M9A1
いわゆる旧式の92Fを知っている人間の度肝を抜いて踏み潰す傑作である。
…だがこのレビューしようとしているこの私は
米軍好きを騙りながらM9がどうにも好きになれない、性質の悪い人間である。
それでも正直に言って「このM9は欲しい」と思えた。金さえあれば。
もちろん持ち主たる鷹志氏がガチムチレビューをもう上げているので、
真面目に購入の参考にしたい、という方はそちらへ
http://topgun.militaryblog.jp/e358087.html
こっちはあくまで持とうか持つまいか微妙なラインに立っている人間からの視点という事で。
何よりまず驚かされるのが「なにこれ、HW?」と錯覚しそうな重さ。
フレームとトリガーガードが肉厚になり可変HOPメカも付く分増加するのは当たり前だが、
900g級のベレッタを普通の樹脂で作りますか。どういうことだってばよ…
A1での追加要素であるレール。
ベレッタ=流線美、という世間体がこの直線的なモジュールで崩壊している。
なのに無骨な格好良さがある。その上拡張性確保。
レール嫌いの鷹志氏とは意見を異にするが、これは良い改良である。
マルイユーザー念願のデコッキング再現。
そりゃ某つぶやきサイトで念押ししてみた結果はありましたとも、ええ。
ぶっちゃけ使いづらい、と愚痴ると我侭にとられそうだが、使いづらい。
デコックの軽さなら226に、セーフティの扱いやすさなら1911に軍配が上がる。
だがベレッタのこの機構は、例えるならXDMのグリップセーフティ、
動作性を保証した上でのダメ押し的なものだ、と考えるとガバを継げるのにも異論はない。
パテントがマグナの本家に取られているせいで、実刻にできないグリップ。
(そのマグナの本家製グリップを付けたところ削らなきゃいけない箇所があったようで)
旧式から改良されたのか若干握りやすい印象を受ける。
…とは言っても、M9と言えば「ガスブロ入門にうってつけ」とさえ称される一丁である。
グロックの無機質さも、ガバの人を選ぶ細さも、そこには無い。
アームズさん、こんな万人向けの銃をそうじゃない、なんて言い張っちゃいけませんよ ・´ー・`)
ベレッタがベレッタたる所以は先のデコック兼セーフティ
ではなくて、バレルが露出した独特なデザインのスライド
…でもなくて、この露出したトリガーシステムだと個人的に思う。
M93Rのトリガーバーがアクティブに動いているところを見ると、
「あぁ、やはりベレッタの銃なんだな」と考えてしまう。
92F好きじゃないのに93R好きっていう変態がここに一人。
新規金型でマグ完全互換とかズルいと思うんだ。
まぁ、ガバ使ってる人間がマグ互換をズルいとか言い張る時点でアレですがw
M9再注目(そして.45没落)の予感しかしないのは私だけでいい。
M9A1(ガスブロ)← →M92F a.k.a M9(エアコキ)
銃とその改良版は横に並べると違いがすごくわかりやすい。
ルックスだけで好みを尋ねると多分M9派が多いだろうと思うし、
サードパーティもその需要からフレーム作るんだろう。
…多分今作のエンジン積んだ92F、マルイ純正で出してくると思いますけどね。。。
他にも語れるところは鷹志の方が詳s(ry
まさにフルモデルチェンジ、技術の進歩が成せた業。
私と同じ病気な方々も、この機会に触れてみては如何でしょう?