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Posted by ミリタリーブログ at

2012年09月08日

あの一丁に馳せて USP

二次大戦期から銃器の先魁と言えばヨーロッパ諸国である。

特に言えばドイツである。

"ドイツの科学力は世界一ィィィッ!"…と言わしめるほど

著名なマニュファクチャーが揃っている。
ワルサーにH&KにSIG(厳密にはスイスの会社だが)に…

中でもHKが大好きだ。

何だかんだ言って堅実な銃作りをしてる、

…かと思えば、革新的なはずの新機構を設計してズッコケる、
(革新的かつ売れたのはG3とMP5のローラーロッキング組位)

…かと思えば、M4ガスピストン化(後のHK416)だのL85改良だのそつなくこなす、

多彩で飽きが来ない、その代わり人を選ぶ会社である。

そんな会社が米市場向けに堅実な拳銃を造ったら。


売れないわけがないのである。


開発からおよそ10年を迎える今もなお、販売戦略の基底に有り続けるUSP。

マグキャッチ・セーフティ共にアンビ、エルゴノミックな設計、

直線的かつ近未来的なスライド、独自規格ではあるがライトマウント付き、
(あまり触れられませんが何気にポリマーフレームなんですよねコレ)

そして主要な拳銃弾をカバーするバリエーション。

10年前の設計が最前線でも十二分に通用する、実にいい仕事だ。
そんなこと言ったら100年前の設計が生きちゃうのもこの世界ですが^^;

HK45もいいが、単純な好みで言えば「H&K→USP」である。

できることなら一丁欲しいが…KSCに手を出す日が来る…のか?  

Posted by ライアン at 20:01Comments(1)あの一丁に馳せて