2017年05月18日
装備紹介・改: S&W M327
.357マグナム弾は.38スペシャル弾をベースにS&Wが設計したマグナムの代名詞たる弾薬である。
人気の絶頂となったのは同社が手がけたリボルバー…コンバットマグナムことM19の発売だろう。
高威力の弾薬を携帯しやすいサイズで持ち運べる、警官御用達の傑作として名を馳せた…はずなのだが…。
元来M19のベースとなったKフレームは.38スペシャル向け、.357弾での運用だと耐久性がかなり落ちることが判明した。
以降、S&WはM19 / M66を事実上廃盤、LフレームのM586 / M686の開発や
元々.357弾を確実に撃てる設計であるNフレームへの回帰などでマグナムリボルバーの系譜を引き継いでいる。
おまけにこのNフレームが.44マグナムというより大口径の弾に対応させる前提で作られており、
.357弾用に6発シリンダーを作るともう1~2発は装填できるほどスペースの余裕がある、この点に目をつけたガンスミスは多かった。
故 に こ ん な も の が 存 在 で き る の で あ る 。

人気の絶頂となったのは同社が手がけたリボルバー…コンバットマグナムことM19の発売だろう。
高威力の弾薬を携帯しやすいサイズで持ち運べる、警官御用達の傑作として名を馳せた…はずなのだが…。
元来M19のベースとなったKフレームは.38スペシャル向け、.357弾での運用だと耐久性がかなり落ちることが判明した。
以降、S&WはM19 / M66を事実上廃盤、LフレームのM586 / M686の開発や
元々.357弾を確実に撃てる設計であるNフレームへの回帰などでマグナムリボルバーの系譜を引き継いでいる。
おまけにこのNフレームが.44マグナムというより大口径の弾に対応させる前提で作られており、
.357弾用に6発シリンダーを作るともう1~2発は装填できるほどスペースの余裕がある、この点に目をつけたガンスミスは多かった。
故 に こ ん な も の が 存 在 で き る の で あ る 。
友人に併せてM36の2インチを買おうと思ったがマグナム欲を抑えきれなかった、ライアンです。
.357用のリボルバーってそのまま.38も撃てるから…まあ多少はね?
というわけで今回誕生日プレゼント前倒しのつもりで購入した
タナカワークス S&W Performance Center M327 2inch
全長: 175mm 重量:660g 装弾数;16発
パワーソース: ガス
正直に言うとこれが初めての所有となるガスリボルバーであり初めて触る「タナカのペガサス」である。
ロストヴァージンがこんなゲテモノでいいのか、と少し思うが気に入ってしまったから仕方ないね。
Kフレームよりも一回り大きい、という書き方をしばしばされているが実際手にとってもサイズや厚さはそこまで変化しない。
ただ手持ちのM19(モデルガン)と比較するとわずかにおデブさんだ。

スイングアウト。唯一M19との明確な違いを作り出してるのがこの8発装填のレンコン。デカい。
「5 or 6発じゃないとレンコンじゃない!」というご意見もあるだろうが、これもS&W公式のカスタムなのでご容赦願いたい。
むしろM27(と廉価改良版のM28)のハイキャパカスタムは本場だとわりと有名だったらしく、公式が出遅れるという始末。
カートの雷管部分は地味に再現してある。刻印の向きが不揃いなのも手作業で詰めた感じがしてGOOD。
一箇所GASと書かれた部分を地面と水平にすると注入口が見える。シリンダーがガスタンクを兼ねるペガサスならでは。

ペガサスシステムのお陰でグリップ内にはスプリングしかなく、ハンマーのクリック感が向上している…のだが、
形状はご覧の通りの絶壁、ファイアリングピンっぽい出っ張り的なものが欲しかったかな。ちょっと萎えポイント。
サムピース脇の六角を回すと実銃にもあるセーフティがONになるらしいのだが、
という考えが否めない。まあトイガン特有の存在しないセーフティが追加されるよりは断然マシだけど。

右側面の刻印、質感は崩れていない…のかな。左側面にはPerformance CenterタイプのSWマークがクッキリ。
そう言えばASGKの刻印が見当たらない。見えにくいところに隠してあるとすれば素晴らしい配慮だ。 ね え マ ル イ さ ん ?

参考・最新ロットの実銃 肉抜きや塗装、フロントサイト等結構変わってる

特徴的なマズルフェイス。装弾数をしっかりアピールする「8」のマークがド短小の銃身に刻まれている。
フラッシュハイダーとしての機能があるのか、銃口には十字に切り込みが入っている。
シリンダー内に8発、シリンダー表の孔に8発の最大16発装填可能。BB弾が露出するのは少し間抜けだ。
モデルガンやリアルカート式のガスリボに見慣れてると違和感がひどいかもしれない。

サイトビュー。直後にKフレを握ると「うわ、シリンダーがちっさい」となる。
携行性を高めるためトレンチサイトを採用。 コラそこ、「Nフレに携行性wwwww」とか言わない。
ちなみに5インチのモデルにはいつも通りのリアサイトが付いて来る。
こっちもいつか買おうかな…

M19と並べて。本当にシリンダー以外はあまり大きさに差がない。
グリップが短すぎて保持しづらいので別のを探してみようと思う。同じNフレだしM29用がそのまま使えるといいんだが…。
実射性能に関しては…とりあえずマルイが基準になってしまっている方にはオススメしかねる、黙ってM19かパイソンを買おう。
具体的に言うなれば、数メートル飛んだ時点で分かるレベルの酷いフライヤーが多発する。
「BB弾を撃てるのはおまけ機能」程度の認識の方が幸せになれるだろう。初速が高すぎない分インドアなら少しは活躍できるかも。
初めてのタナカワークス(のエアガン)だったが、病み付きになる人がいるのもわかる気がした。
他メーカーでは絶対に作ってくれないリボルバーを、モデルガンメーカーならではの再現度で出してくれる、
そして限界まで構造を似せて、実銃にフィーリングを近づけたトリガー周り・ハンマーメカ、これをいじるだけで楽しめる。
WAと同じく、「使えるかどうかはともかく持ってることにでっかい意義がある」、そんな心意気を感じる一丁だった。
実用的ではないが眺めてニマニマできるのは保証する。深夜テンションでポチった割には素敵なものを買えたと思う。
.357用のリボルバーってそのまま.38も撃てるから…まあ多少はね?
というわけで今回誕生日プレゼント前倒しのつもりで購入した
S&W M327をレビュー致します。

タナカワークス S&W Performance Center M327 2inch
全長: 175mm 重量:660g 装弾数;16発
パワーソース: ガス
正直に言うとこれが初めての所有となるガスリボルバーであり初めて触る「タナカのペガサス」である。
ロストヴァージンがこんなゲテモノでいいのか、と少し思うが気に入ってしまったから仕方ないね。
Kフレームよりも一回り大きい、という書き方をしばしばされているが実際手にとってもサイズや厚さはそこまで変化しない。
ただ手持ちのM19(モデルガン)と比較するとわずかにおデブさんだ。
スイングアウト。唯一M19との明確な違いを作り出してるのがこの8発装填のレンコン。デカい。
「5 or 6発じゃないとレンコンじゃない!」というご意見もあるだろうが、これもS&W公式のカスタムなのでご容赦願いたい。
むしろM27(と廉価改良版のM28)のハイキャパカスタムは本場だとわりと有名だったらしく、公式が出遅れるという始末。
カートの雷管部分は地味に再現してある。刻印の向きが不揃いなのも手作業で詰めた感じがしてGOOD。
一箇所GASと書かれた部分を地面と水平にすると注入口が見える。シリンダーがガスタンクを兼ねるペガサスならでは。
ペガサスシステムのお陰でグリップ内にはスプリングしかなく、ハンマーのクリック感が向上している…のだが、
形状はご覧の通りの絶壁、ファイアリングピンっぽい出っ張り的なものが欲しかったかな。ちょっと萎えポイント。
サムピース脇の六角を回すと実銃にもあるセーフティがONになるらしいのだが、
ただでさえダブルアクション重たいリボルバーなのにセーフティなんて要る?
という考えが否めない。まあトイガン特有の存在しないセーフティが追加されるよりは断然マシだけど。
右側面の刻印、質感は崩れていない…のかな。左側面にはPerformance CenterタイプのSWマークがクッキリ。
そう言えばASGKの刻印が見当たらない。見えにくいところに隠してあるとすれば素晴らしい配慮だ。 ね え マ ル イ さ ん ?

参考・最新ロットの実銃 肉抜きや塗装、フロントサイト等結構変わってる
特徴的なマズルフェイス。装弾数をしっかりアピールする「8」のマークがド短小の銃身に刻まれている。
フラッシュハイダーとしての機能があるのか、銃口には十字に切り込みが入っている。
シリンダー内に8発、シリンダー表の孔に8発の最大16発装填可能。BB弾が露出するのは少し間抜けだ。
モデルガンやリアルカート式のガスリボに見慣れてると違和感がひどいかもしれない。
サイトビュー。直後にKフレを握ると「うわ、シリンダーがちっさい」となる。
携行性を高めるためトレンチサイトを採用。 コラそこ、「Nフレに携行性wwwww」とか言わない。
ちなみに5インチのモデルにはいつも通りのリアサイトが付いて来る。
それどころか、トップレール後付できてバイポもアンダーレールで搭載できる変態銃なんだけどね。

2インチモデルの変態っぷりなんて目じゃないこの圧倒的ビジュアル

2インチモデルの変態っぷりなんて目じゃないこの圧倒的ビジュアル
こっちもいつか買おうかな…
M19と並べて。本当にシリンダー以外はあまり大きさに差がない。
グリップが短すぎて保持しづらいので別のを探してみようと思う。同じNフレだしM29用がそのまま使えるといいんだが…。
実射性能に関しては…とりあえずマルイが基準になってしまっている方にはオススメしかねる、黙ってM19かパイソンを買おう。
具体的に言うなれば、数メートル飛んだ時点で分かるレベルの酷いフライヤーが多発する。
「BB弾を撃てるのはおまけ機能」程度の認識の方が幸せになれるだろう。初速が高すぎない分インドアなら少しは活躍できるかも。
初めてのタナカワークス(のエアガン)だったが、病み付きになる人がいるのもわかる気がした。
他メーカーでは絶対に作ってくれないリボルバーを、モデルガンメーカーならではの再現度で出してくれる、
そして限界まで構造を似せて、実銃にフィーリングを近づけたトリガー周り・ハンマーメカ、これをいじるだけで楽しめる。
WAと同じく、「使えるかどうかはともかく持ってることにでっかい意義がある」、そんな心意気を感じる一丁だった。
実用的ではないが眺めてニマニマできるのは保証する。深夜テンションでポチった割には素敵なものを買えたと思う。
Posted by ライアン at 17:56│Comments(0)
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