2014年10月27日
装備紹介・改: Walther PPK/S 9mm Short
M○6 極東支部への配属が決まりました、ライアンです。
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先達たるかの諜報員に習い、新規に秘匿性の高いサイドアームを調達しました。
今回、特別に、チラ観せ気味にご紹介します。

日本で合法的に入手できるらしい装備キット。
本家Waltherのライセンスを取得した"Maruzen"とかいう企業の製品だとか。
持ち歩くのに丁度いい大きさのケースだ。

中身は火器本体にマグ一本、消音器のシンプルなセットだ。
とはいえ流石に9mmショートが7+1発では私も心もとない。
いずれはマグを調達せねばなるまい。

PPK/S、9mm仕様。重量約500g。
この薄さ、小ささ、それらと反比例したグリッピングの良さ、
視認性の低さを求められる"この世界"で愛されてしかるべきである。
「プラスチックに見えて嫌」と不評らしいがつや消しのブラックモデルを選んだ。
指紋やメッキ剥げが目立つのはあまり気持ちのいいものでもない。


スライド左右の刻印。基本はオリジナルと変わらない。
ただコレはライセンス品。"Made in Japan"を強力にプッシュしている点では別だ。

ファイヤリングピンもそれなりに再現されている。
この部分を曖昧にされてしまうと火器を扱うものとしては士気が下がるのだ。
ロードインディケータは常に立っている。
常に安全に運用せよ、というお達しなのだろうか?

無論消音器を取り付けるためにネジ切りが施してある。
真鍮製のようだが強度に問題はなさそうだ。
銀メッキも精密になされている。Maruzenも棄てたものではない。

このようにピッタリ装着できる。ガタやサイティングへの影響は皆無だ。
"兵士用の拳銃"が"暗殺者のツール"の貌へ変化する、
物理的な機能以上にこういう気持ちを上げる要素としても消音器は必要だ。

軽量な方の消音器だが取り付ければ全体の重量は確実に増す。
独特の重みと重量の偏りを感じ取ることができる。

思い入れからかベタ褒め気味になっているが、設計の古さや不安を感じる点もある。
代表的であるのがスライドリリースレバーが無いこと。
リロードで再びスライドを引くのは現代の拳銃に慣れきっているとなかなか違和感だ。
それと私の個体だけかもしれないがデコッカーとマグリリースが重い。
M9のようにすんなりとは撃鉄とマグが落ちてくれないようである。
まあ、正直SAに慣れているせいで手動で落とす癖が付いているのだが。
他人が居ないのを見計らい試射してみた。
手元にあるXDMの重く「ドカッ、ドカッ」と来る反動とは対照的に、
ストレートブローバック特有の鋭く噛み付くようなリコイル。
それでも照準とボアラインの差が殆ど無いようなものであるため、
精度には響きにくい、とも言えるだろう。
これだけ小型でこの反動と性能ならば正直文句無し、いやむしろ上出来である。
質感は決して悪くない。メタル感が欲しければ他のカラーを買えば解決する。
何より手にしっかりとフィットするこの感覚。たまらない。
この職を志すならば持っておいて損はない一丁だ。
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先達たるかの諜報員に習い、新規に秘匿性の高いサイドアームを調達しました。
今回、特別に、チラ観せ気味にご紹介します。
日本で合法的に入手できるらしい装備キット。
本家Waltherのライセンスを取得した"Maruzen"とかいう企業の製品だとか。
持ち歩くのに丁度いい大きさのケースだ。
中身は火器本体にマグ一本、消音器のシンプルなセットだ。
とはいえ流石に9mmショートが7+1発では私も心もとない。
いずれはマグを調達せねばなるまい。
PPK/S、9mm仕様。重量約500g。
この薄さ、小ささ、それらと反比例したグリッピングの良さ、
視認性の低さを求められる"この世界"で愛されてしかるべきである。
「プラスチックに見えて嫌」と不評らしいがつや消しのブラックモデルを選んだ。
指紋やメッキ剥げが目立つのはあまり気持ちのいいものでもない。
スライド左右の刻印。基本はオリジナルと変わらない。
ただコレはライセンス品。"Made in Japan"を強力にプッシュしている点では別だ。
ファイヤリングピンもそれなりに再現されている。
この部分を曖昧にされてしまうと火器を扱うものとしては士気が下がるのだ。
ロードインディケータは常に立っている。
常に安全に運用せよ、というお達しなのだろうか?
無論消音器を取り付けるためにネジ切りが施してある。
真鍮製のようだが強度に問題はなさそうだ。
銀メッキも精密になされている。Maruzenも棄てたものではない。
このようにピッタリ装着できる。ガタやサイティングへの影響は皆無だ。
"兵士用の拳銃"が"暗殺者のツール"の貌へ変化する、
物理的な機能以上にこういう気持ちを上げる要素としても消音器は必要だ。
軽量な方の消音器だが取り付ければ全体の重量は確実に増す。
独特の重みと重量の偏りを感じ取ることができる。
思い入れからかベタ褒め気味になっているが、設計の古さや不安を感じる点もある。
代表的であるのがスライドリリースレバーが無いこと。
リロードで再びスライドを引くのは現代の拳銃に慣れきっているとなかなか違和感だ。
それと私の個体だけかもしれないがデコッカーとマグリリースが重い。
M9のようにすんなりとは撃鉄とマグが落ちてくれないようである。
まあ、正直SAに慣れているせいで手動で落とす癖が付いているのだが。
他人が居ないのを見計らい試射してみた。
手元にあるXDMの重く「ドカッ、ドカッ」と来る反動とは対照的に、
ストレートブローバック特有の鋭く噛み付くようなリコイル。
それでも照準とボアラインの差が殆ど無いようなものであるため、
精度には響きにくい、とも言えるだろう。
これだけ小型でこの反動と性能ならば正直文句無し、いやむしろ上出来である。
質感は決して悪くない。メタル感が欲しければ他のカラーを買えば解決する。
何より手にしっかりとフィットするこの感覚。たまらない。
この職を志すならば持っておいて損はない一丁だ。
Posted by ライアン at 00:07│Comments(0)
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